入居者から寄せられるクレーム例

モンスタークレーマーも登場!自主管理の難しさとは

大家さんが経験した入居者トラブルとは?

一般的なアパートやマンションで管理を委託している場合は入居者のクレーム対応などを管理会社に任せられるのですが、自主管理となるとそうはいきません。クレーム対応だけでなく、滞納者への請求や設備の修繕なども大家さん自らが行なうことになるので経験と知識が要求されます。

また、対応を間違えれば後々まで尾を引くこともあり、場合によっては入居者の引越し費用などを負担してでも退去してもらうケースもあるでしょう。このような事態はできるかぎり避けたいところです。

そこで、ここでは大家さんがどのようなトラブルを経験しているのか、ほんの一例ですがご紹介したいと思います。自主管理をするか迷っているかたもご参考ください。

1.無許可でルームシェアをする外国人入居者のケース

入居者から寄せられるクレーム例

入居者のなかには大家さんや管理会社に一切の断りなく複数人でルームシェアをしているかたもおられます。海外ではルームシェアはごく一般的なことですから、友人と部屋をシェアすることは当たり前のことと思われている場合があります。また、契約当初はお一人での入居だったものが、数ヶ月後に複数人が出入りするようになり、近隣住民からのクレームなどでようやくルームシェアされていることに気がつくことなども考えられます。

しかし複数人が住むからといって家賃収入が増えるわけではありませんし、使用人数が増えればそれだけ建物や設備も痛みますから退去後の原状回復費用も高くなる恐れがあります。

もし一人暮らしで申請してきたにも関わらず、ファミリー向けの部屋に申込みをされるかたなどは少し注意が必要かもしれません。また、過去に短期間で何度も引っ越しをしている場合は、何らかのトラブルを起こしている可能性もあります。たとえばルームシェアならば、深夜の騒音などで近隣のかたからクレームが入り退去となったのかもしれません。

無闇にお断りすることはできませんが、委託している管理会社から入居の申込みがあったと連絡を受けたときは、過去に滞納歴があるかどうかだけでなく、そのほかにトラブルを起こしたことがないかどうかまで確認するようにし対策することが大切です。

2.家電を置いたまま退去してしまうケース

入居者から寄せられるクレーム例

使用していた家電製品をそのままにして退去されるかたもいます。いまは家電の処分にもお金がかかりますし、大型のものほど持ち出すにも苦労しますから、ベランダや庭、ゴミ置き場においたまま退去するのでしょう。もし残された家電があることに後から気づけば、処分費用は大家さん負担となる恐れがあります

監視カメラに不法投棄の現場が写っていたり、事前に庭に置かれた家電を写真にとり証拠を抑えたりなどで、明らかに黒だと分かるかたがいる場合は費用を請求することもできますが、コッソリと放置された場合は気がつかないこともあるでしょう。退去後に疑わしいかたへ問合せてみても認めるとは限りません。

壁紙の交換や清掃など以外に、ゴミ処分費用がかかるということは大家さんとしては避けたいところ。後々トラブルにならないようゴミ置き場にはカメラを設置したり、退去の連絡をうけたあとは物件に足を運んだりなどで対策するほかないでしょう。

3.モンスタークレーマーも登場!自主管理には苦労も多い

クレームを伝えてくるかたのなかには、一部モンスタークレーマーと言われるようなケースもあります。

たとえばペット不可のマンションにも関わらず無断で犬を飼い、共用部でペットがケガをしたということで治療費を請求してくるかたもおられるとのこと。このような明らかに入居者に過失がある場合は毅然とした対応をしなければクレームが更にひどくなることも考えられます

様々なかたがおられるわけですから寄せられる苦情もいろいろあり、なかには対応が難しいものも出てくるでしょう。しかし自主管理ではすべてにご自身で対応しなければならず、時間的にも精神的にも負担が大きくなる恐れがあるのです。

手数料を抑えるために自主管理を選択するかたもおられますが、問題を起こさない優良入居者ばかりというわけではないので、経験や知識が豊富にあり、時間にも余裕があるかた以外にはあまりオススメできません。クレーム対応を誤ったがために、退去者が続出しては本末転倒。自主管理にするか委託するか、しっかりと考えたうえで決めていきましょう。

この記事の後によく読まれています

ページトップ