日本の不動産市場

なぜ外国人投資家は日本の不動産を爆買いするのか

海外からみた日本の不動産

日本人からみた日本の不動産はお買い得とは言いにくいもの。平成20年のリーマンショックで世界的な金融危機が起こり、日本経済も大打撃をうけました。サラリーマンの平均収入をみても平成9年に467万円だったものが、平成21年には406万円と大幅ダウン。いまも伸び悩みをみせています。

もし不動産投資に興味があっても、資金面でのハードルが高いと感じているひとがほとんど。最近ではようやくアベノミクスによって経済が回復しているとも報道されつつありますが、やはり数千~億のお金が動くので気軽に挑戦というわけにはいきません。

では外国人からみると日本の不動産はどう見えていると思いますか?

円安で物件が割安になっている

外国人からみた不動産投資

実はいま、東京などの主要エリアだけでなく地方の不動産にも投資している外国人投資家が増えています。急速にすすむ円安の影響から外国人投資家にとって日本の不動産はお買い得。後でくわしく説明していますが、リスク回避としても日本の資産を持とうとする動きもあり注目されています。

とくに台湾や香港などでは不動産価格が高騰しており投資のチャンスが減少しました。中国の物件も高い利回りを期待できなくなったことなどから、新たな投資先として日本の不動産が選ばれているのです。

平成25年度「海外投資家アンケート調査」結果

国土交通省が平成25年度におこなった調査では、「海外投資家による日本の評価が最も高い項目」について下記のような結果がでています。

①不動産市場の規模(45.9%)
②不動産投資関連制度の安定性(41.5%)
③不動産投資リスクの水準(40.2%)
④不動産市場の流動性(39.9%)

この結果からもアジア諸国と比べると日本の不動産はとても魅力的な投資対象にみえていることが分かります。そもそも海外では日本以上に投資が活発におこなわれているため、一般の方でも資産運用に積極的というのもあり、これらのいくつもの条件が重なった結果、日本の不動産へと資金が集中しているといえるでしょう。

安全資産としての「円」

FXなどをされている方はよくご存知かと思いますが、日本円は“安全資産”としてみられています。たとえば海外で震災や金利変動などが起これば、リスクヘッジするために円を買い求める動きがおこり、為替レートは円高にふれることが多々あります。

日本円は安全資産

つまり海外投資家にとって安全資産である「円」はそれだけ魅力的に見えているということ。リスク回避を意識する投資家にとって、日本の資産への関心が高いのは当然といえるでしょう。

近ごろは「東京五輪」ばかりが話題になりつつありますが、日本では外国人労働者の増加、円安での観光客増加、政府が定めた国家戦略特区など、不動産市場にとって見逃せないポイントが目白押しです。日本のなかだけで見ると「不動産投資より株式」というイメージが強いですが、海外からみると全く違って見えているというのも面白いですね。ここ数年で「サラリーマン大家さん」という言葉も広まっており、徐々に日本人投資家も不動産投資に興味を持ち始めているようです。

ただし、どれほど魅力的な商品でも地方の中古物件や、区分所有マンションのリスクなどを知らずに始めるのは危険なこと。まずは基本的な知識をつけてから投資するほうが安心です。「マンガで分かる失敗しない不動産投資」では、初めてのかたにも分かりやすくポイントを纏めてお話していますし、より詳しく知りたいかたには無料セミナーも開催しています。

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