空室対策につかえる!空き部屋を使ったモデルルームの作り方

空室を活かしてモデルルームを作るには

空室対策の一つとして、繁盛期を過ぎても入居者が決まらない部屋をモデルルームにするという方法があります。これは実践している大家さんも少なくありません。

モデルルームといっても食器棚などの大型家具を設置すると、いざ入居者が決まったときに運び出す手間がかかるので、テーブルやラグ、カーテンなどをセンスよく配置していきましょう。もちろん玄関にウェルカムボードや花を飾るだけでも、何もない部屋に案内するよりは印象に残りやすいのですが、やはりモデルルームと比べると差がでてしまいます。

1.まずはどのようなモデルルームにするか考えてみよう

モデルルームのデザイン

物件のなかには入居者が直ぐに決まるような人気の部屋もあれば、内覧があっても成約までなかなか進まない部屋もあります。たとえばマンションの一階、エレベーターすぐ横の部屋などです。

構造にもよりますがこの位置にある部屋はエレベーターの稼働音が聞こえやすく、しかも深夜でも動くわけですから入居希望者から避けられる傾向にあります。ワンルームタイプの部屋では、室内にいても他の入居者の話し声や足音などが聞こえてくることもあり避けられやすいのです。そこでこのような部屋をモデルルームとして活用するのも一案です。

つくるときのポイントは生活しているイメージが湧き、それでいてチープさを感じさせないインテリアにすること。IKEAなどの家具で全体をまとめつつ、100円ショップなどで小物を購入し飾り付けをするのもよいでしょう。

もしセンスに自信がないというかたでも今はインテリアデザインの雑誌が多くでていますし、インターネットで検索するだけでも参考画像を簡単に手に入れられるので、このような情報をうまくつかって挑戦してみてはいかがでしょうか。大きな家具家電を購入するわけではないので、ローコストでできるものも沢山あります

2.作るときはターゲットに合わせたデザインにしよう

モデルルームの作り方

入居者が男性か女性かでもデザインや小物が変わります。女性向けにする場合は、テーブルの上に女性向け雑誌や小さな観葉植物などを並べて置いてみたり、カラフルなクッションなどで遊びを出してみる。男性向けならグレーやホワイトなどシックにまとまる配色にする、男女どちらでも良いならカーテンやラグなどの色をベーシックにし、ファブリックパネルなどでデザイン性を加えるのも面白いかもしれません。色々な参考画像をみながら、取り入れやすそうなものを考えてみましょう。

また家具を置くときのポイントですが、画像のような背の低いものにすることで圧迫感もすくなくなります。小さな椅子や棚などをいくつか置くだけでも雰囲気はかわりますし、運び出すときも簡単です。

3.モデルルーム化の小技!小物などを取り入れてみよう

必ず必要ではありませんが、あればより入居者にPRできる小物もあります。それがこちら。

  • メジャー
  • 姿鏡
  • 観葉植物、花
  • ポプリなど芳香性のあるもの

これらは実際にモデルルームを作っている大家さんのなかでも設置していることが多いものたちです。

3-1.メジャーや間取り図などあれば便利なものを用意する

入居希望者のなかには、事前に冷蔵庫や家具などの大きさを測ってから内覧しているかたもおられるので、メジャーが置かれていると好印象を与えることができます。玄関の靴箱の上など入って直ぐにわかるところに置いておきましょう。このとき、ただ置くだけでは「業者の置き忘れかな?」などと思われかねないので、100円ショップなどで売られているカゴなどに入れ、自由に使える旨をPOPなどで表示しておくと分かりやすくなります。

メジャー以外にも大家さんのなかにはボールペンや間取り図などを用意しているかたも少なくありません。ただ補充する手間がかかりますし、いまはスマホに標準でメモ機能がついているためメジャー以外は代用できます。 色々なところをチェックしながら紙に書き込んでいくのも少々大変ですから、若いかたなどはスマホで済ませていることも多いかもしれません。

3-2.姿鏡で部屋を広く魅せよう

モデルルームの作り方

次に姿鏡ですが、もちろん実用的な面でも使えるのですが実は部屋が広く見えるという効果があります。価格も1,000円ほどと安いので取り入れやすく、軽いので撤去するときも簡単です。上記画像でも左壁に鏡が置かれていますが、家具などが置かれている狭い通路でもそれほど圧迫感がありません。

3-3.ポプリや観葉植物を取り入れてデザイン性と臭い対策!

モデルルームでの観葉植物の設置例

観葉植物や花など、緑が部屋のなかにあると人間は安らぎを感じるので取り入れるのもよいでしょう。ただし本物では水やりや虫などの問題があるので造花をオススメします。造花なら再利用できますからモデルルームにもピッタリです。

そしてポプリですが、これには芳香剤とデザイン面での効果があります。やはり空室期間が長くなると空気の流れが止まりますし、排水口のトラップ(配管が曲がっている部分)にたまっている水が蒸発するので下水からの臭いが上がりやすくなるため臭いが気になるようになるのです。ワクワクしながら部屋のなかに足を踏み入れた入居希望者が臭いで幻滅するようなことがあってはなりません。

そこで芳香剤の出番というわけです。ただし匂いは人によって好みがハッキリ分かれるのでポプリなど自然に香るものを選ぶのも一つの手です。ポプリを100円ショップなどで売られている少しデザイン性のあるガラス瓶などにいれておくだけでも見た目が華やかになります。玄関の靴箱の上などにメジャーと一緒に置いておきましょう。

4.手作りPOPなどは必要ですか?

大家さんのなかにはPOP(ポップ)を貼ってPRしているかたもおられます。POPとは書店などで「店員オススメの一冊!」などと簡単な説明書きがされている紙のことです。

たとえば6畳の部屋に設置されているエアコンに「12畳用のエアコンで真夏でも快適!」など、ここぞというポイントなら効果があるでしょう。もし営業マンが説明し忘れたとしても見落とされる心配が少ないので安心です。

4-1.本当にPRしたいものは何ですか?

しかし適度なPOPは効果的ですが、過剰なPRは避けたほうがよいかもしれません

たとえば書店に入ったとき、あらゆる場所に「この本はここがオススメ」などとPOPが貼られていたならどうでしょうか。恐らく「結局この店でのオススメは何なんだろう?」「本を選びたいのに落ち着かない」と思うかたが殆どだと思います。

これと同じで入居者が部屋を訪れたとき、どこを見てもPOPが目に入ってしまうようでは逆効果にもなりかねません。

加減が難しいのですが、説明がなくとも見れば分かるものには貼らずに、「光インターネット利用可」や「遮音性に優れている」「12畳用省エネ高性能エアコン」など目に見えない部分をうまく伝えていきましょう

下記では部屋探しで重視されるポイントを男女別にまとめています。このようなニーズが分かっているかどうかで、POP作戦の効果は大きくかわるかもしれません。

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