消費税増税で不動産投資にどんな影響がでるのか?

消費税10%へと引き上げられる

消費税が8%になったのもつかの間、次は10%へと引き上げられます。29年4月に増税が予定されていますが、延期される可能性もあるようですね。ただ、遅かれ早かれ10%になることは間違いないでしょう。

増税で気になるのが不動産投資への影響です。

不動産は取引金額が大きいので消費税の額も大きくなります。できれば消費税が上がるまえに購入してしまいたいと考える人も多いので、増税前になると駆け込み需要が増えることもあるほどです。

不動産バブルが到来するか?

不動産バブル

5%から8%へと増税されるときにも駆け込み需要で不動産市場が過熱しました。次にやってくる10%増税でも再び活発になるのではないかと言われています。

不動産投資を考えているサラリーマンのかたにとって、マイナス金利が導入されている今は投資のチャンス。増税による家計への負担やインフレ対策、老後への備えなど目的は様々ですが、今のうちに資産を築こうとする人も多いのです。

もし駆け込み需要が増えればいい条件のものほどすぐに売れてしまうので、不動産投資に興味のあるかたは早めにセミナーなどへ参加し、情報を仕入れておくことをオススメします。

消費税が課税されるのは建物部分

消費税が課税されるのは建物部分のみで、土地は非課税になります。土地付きの一棟アパートを購入したときに課税対象となるのはアパート部分のみということですね。たとえば土地と建物で6千万円だったとき、土地と建物が半々の割合であれば3千万円の建物にのみ課税されるということです。

ただ、金額も高いので消費税が2%増えただけでもかなりの差額がでます。

この負担分を家賃収入で回収できるかというと、そう簡単ではありません。付加価値などをつけて家賃を上げることもできるでしょうが、あまりにも入居者の負担が増えるともっと安い賃料の部屋に引っ越すなどの動きがでる恐れがあります。

消費税が増税されれば家賃収入はあがるのか?

基本的に消費税が増税されても、家賃収入が上がるということはありません。増税された分を家賃に上乗せして回収することができないのです。つまり消費税が上がると家賃が値下がったのと同じということになります。

個人消費が冷え込むなかで家賃をただ増額することは難しいので、なにか別の付加価値をつけるなどで魅力的な住まいを提供し、賃料をあげたり空室率を下げたりなどの対策をする必要があります。消費税が増税される前に不動産を購入しようとする動きがでるのも不思議はありませんね。

中古物件は維持・管理費などにも注意

新築や築浅であれば設備が故障したり老朽化のために修繕が必要になることも少ないのですが、中古物件では突然の出費がでることもあります。もし消費税が増税されれば、維持・管理費などの出費にも影響はあるので注意しておく必要がありそうです。

雨漏りなどは早めの修繕をし、被害が大きくなる前に対策するなど、消費税増税を念頭にいれた行動が求められます。まだ物件をもっておらず、これから不動産を購入しようとするのであれば、新築や築浅の物件がいいかもしれませんね。中古でも状態をよく見て、次の大規模修繕がいつ頃になるかなどもチェックして判断する必要があるでしょう。

入居者が賃料の安い部屋に引っ越す可能性

引っ越し

物価があがっても給与が上がらなければ家計にとっては大ダメージです。一部の大企業などでは給与アップも望めますが、今の日本では派遣や契約、パートなどの非正規雇用者が急速に増えており、そう簡単に給与が上がるとは思えません。

物価が上がり支出が大きくなれば、自然とそのほかの出費を削ろうとする人も出てきます。そのとき真っ先に削られる可能性が高いのは食費や家賃などでしょう。

通信費や水道光熱費などは既に節約をしている家庭が多く、出費がほぼ固定されているのでこれ以上削ることは難しいはず。ならば家賃や食費などを削ろうとするのも無理はありません。そうなれば今の部屋を退去し、もっと安いところに移ろうとする人がでるかもしれません。

家賃が収入の3分の1は高すぎる!若者のお財布事情

シェアハウスに注目する若者たち

時代が変われば求められる賃貸のカタチも変わります。

消費税が増税され、物価は上がるのに、収入はなかなか増えないとなれば、部屋探しのときにも家賃の安さを優先させる人も出てくるでしょう。シェアハウスなどの賃貸に入居する人も増える可能性があります。

いまよりも安いところに引っ越そうと思っても、設備が老朽化しているものや築年数が古いもの、治安の悪いエリアにあるなどで、入居者が快適に安心して過ごせるとは言いがたいものも多々あります。そこでシェアハウスのような新しい賃貸に注目が集まるというわけです。

今までよりも賃料を抑えながらも、セキュリティ対策もされており女性でも安心ですし、清掃サービスなどの付加価値も魅力的です。しかも入居者それぞれに個室が用意されているので、一人暮らしと共同生活の良いところを感じながら、快適な時間を過ごせるようになっています。

シェアハウスのように付加価値をつけることで競争力を高められる物件は、投資対象としても魅力的です。これから不動産投資を始めようと思われているかたは、「マンガで分かる失敗しない不動産投資」や無料セミナーなどをご活用ください。

この記事の後によく読まれています

ページトップ