ついにカジノが日本で合法化されるか?日本経済への影響を考えてみよう

ついにカジノが日本で合法化されるか?日本経済への影響を考えてみよう

反対していた公明も容認!加速するカジノ合法化の動き

観光に力をいれている日本では、様々な政策のひとつとしてカジノにも注目しています。

今日カジノ法案が衆院内閣委員会で可決されました。今後は12月6日の衆院で通過、その後に国会で成立という流れで進められるとのことです。

衆院内閣委員会は2日午後、カジノを中心とした統合型リゾート(IR)を推進する法案(カジノ法案)を自民党や日本維新の会などの賛成多数で可決した。カジノ解禁に慎重だった公明党は、厳格な入場規制などを柱とする付帯決議の採択を条件に採決を容認する一方、賛否は自主投票とした。自民党は6日に衆院を通過させ、今国会での成立をめざす。

※引用:日本経済新聞 2016年12月2日掲載「カジノ法案、衆院委可決 公明が採決容認に転じる 」

昨年提出されたばかりの法案がこれほどまで急速に動いていることを考えると、政府が本気になっている様子が伺えます。

もちろん成立したからといって直ぐカジノができるわけでもありませんが、いざカジノが登場したなら訪日観光客の増加や、経済効果はかなりのものでしょう。

カジノ合法化で観光客増加も?経済効果は大きい

ついにカジノが日本で合法化されるか?日本経済への影響を考えてみよう

カジノが合法化するとまず建設需要が伸び、雇用が生まれるでしょう。カジノが出来てからは観光客が増え、宿泊や飲食、交通といった様々な面で消費が生まれるなど、日本経済への影響はかなりのものが予想されます。

もしカジノ法案が成立すると『施設の開業は東京五輪後になる見通しだが、施設の建設投資など開業前の経済効果も大きい』うえに、『関東圏におけるカジノの経済効果(開業後)は年間4兆9981億円との試算もある』とのこと。

※引用:ZUUonline 2016年10月7日「カジノ法案成立の動きが加速。カジノで恩恵を受ける銘柄は?」
(https://zuuonline.com/archives/123444)

経済効果は関東圏だけでも年間5兆近いという試算には驚きですね。

日本では「消費より貯蓄」という意識が強い傾向があります。不況時代が長かったことや、少子超高齢化などから老後に不安を感じるひとも多く、使うより貯めておきたいという想いが強くなっているのでしょう。

貯蓄することはもちろん大切です。しかし、それだけではどうしてもカネの流れが悪くなります。

経済にとってカネとは血のようなもの。人も血がうまく循環しなければ不調を起こすのと同じように、経済も消費意欲が低下してカネの動きが悪くなれば、失業やデフレなどを引き起こします。長く不況にあった日本では、簡単なことではこの流れはかわりません。どこかで起爆剤を投入する必要はあるでしょう。

それが今回のカジノ合法化なのか、東京オリンピックなのか、マイナス金利なのか。色々と考えるところはありますが、個人的には日本がなんとか良い方向へ向かおうと、錆びついた歯車を必死に動かそうとしているようにも思えます。

お金は汚いもの?実はギャンブル好きな日本人

日本人はあまり人前でお金の話をしません。それはお金を稼ぐことは「がめつい」「汚い」という意識がどこかにあるからです。

しかし私たちの生活にはパチンコや競馬、競輪などがごくごく普通に浸透していますよね。「私は嫌いだからギャンブルは一切しない」というかたでも、宝くじを買ったり、買ってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。

意外かもしれませんが、日本人はギャンブルが好きな国民性なのです。だからカジノも良いというわけではありませんが、すでに様々な公営ギャンブルがあるなかで、ギャンブル依存症などを理由に「カジノだけはNO」とは言えません。

いずれにせよ「日本経済をどうにか回復させたい」という想いは誰もが抱いています。いまも円安政策などを打ち出し、何とか経済を活性化させようとしていますが、トランプ大統領の誕生やチャイナリスク、EU離脱問題などが次々と起こっており、この先、日本どころか世界経済すらどう進んでいくのかプロでも予測に困る状態。

それでも日本経済を回復させるには、消費を促してカネの流れを加速させなければなりません。カジノ合法化のように、海外からヒトやカネを日本へ移動させようとすることには、個人的には賛成できるところもあります。

大きな政策ですから賛否両論巻き起こるのは当たり前。私たちがするべきことは、日本にカジノができることでどのようなリスクが考えられるのか、どのように対策を打てばいいのか、カジノを作らないとしたなら他に消費を呼び起こせるような策はあるのか等を、賛成反対両方の立場を尊重しながら冷静に見極めていくことでしょう。

人間はどうしても変化を嫌う生き物ですし、それは本能のようなものですから何も不思議ではありません。しかし世界に目を向けると、今もあちらこちらで大激動が巻き起こっています。この戦乱時代とも呼べるような中で、日本だけが「何も変わらないままでも経済が回復する」ことなどありえないのは確かでしょう。

今もニュースなどで聞こえてくるのはチャイナリスクや年金問題など、これから日本を背負って立つ若い世代が、まるで希望を抱けない暗いものも多い時代です。若い世代がこれからの未来に希望を持てるような明るい話題が増えて欲しいものですね。

カジノ法案、皆さんはどうお考えでしょうか?ミライトハウスでは今後も最新ニュースをお伝えしてゆきます。

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