老後の貧困生活

老後破産や下流老人など高齢者の9割が貧困に陥る時代

加速する高齢者の貧困問題

老後破産、下流老人

下流老人老後破産という単語がメディアでも頻繁にとりあげられるようになっています。

実はいま正に、日本では生活保護水準で日々の生活をおくっている高齢者が大量に生まれているのです。

埼玉を中心に生活困窮者の相談に乗っているかたへのインタビュー記事が日経ビジネスオンラインに掲載されていたのでご紹介しましょう。

現在、私は埼玉を中心に生活困窮者の相談に乗っていますが、半分は高齢者です。そのうち、現役時代の年収が800万~1000万円だった人も含まれています。以前は正規の仕事に就く子供がおり、手元には、貯金や持ち家があった。地域コミュニティーも支えてくれた。年金はあくまでプラスアルファの収入で、依存度はそれほど高くなかった。

今は違います。社会構造が変わる中で、年金依存度は飛躍的に高まっています。そうであるのにも関わらず、私たちが手掛けた独自調査で定年後もずっと中流意識を持っている人は多いことが分かりました。意識と実態のギャップから貧困化に陥るケースが増えています。  現役時代は企業の部長さんで、毎週末にゴルフをするのが当たり前。車はクラウンじゃないとダメという人なんかも相談に来る。なかなか生活の質を下げられないようですね。

「高齢者の貧困率9割」時代へ)より引用

これによると中流以上のかたでも、老後の生活が貧困状態にあるかたがおられるとのこと。

しかも現役時代の年収が800万~1,000万円だった、いわゆる高所得者にあたるような方でさえ、生活困窮者になっている場合もあるそうです。

下流老人になりやすいのは年収700万円世帯

ここで衝撃の情報を公開します。さきほど800万円以上もの所得があったのに老後破産してしまったかたもおられるとご紹介しました。

「でもそんなの一部でしょう。」

そう思われるかもしれませんね。しかし現代ビジネスにて「なんと下流老人に陥りやすいのは年収が700万円世帯」との内容が掲載されたのです。

【衝撃レポート】下流老人に一番なりやすいのは、「年収700万円世帯」だった!

「ふつうは、それだけの年収があれば余裕をもって暮らせるはずです。しかし、人は毎年700万円が入ってくると、自然と700万円に見合った額を使ってしまう。入るお金の額が多いか少ないかは、下流老人に転落するか否かとは、実は関係がありません。
むしろ『自分は中流だ』と思っている人こそ油断しやすく、お金も貯まらないものなのです」

現代ビジネスより引用

今の日本では現役時代は中流以上の生活ができていたため想像することもなかったような現実が老後に待っています。

たとえ年金が少なくなっても、子どもが独立して少しでも支えてくれるなら良いかもしれません。しかし不景気の影響もあり正社員として働けるひとはかなり少なくなっており、独立せずに家に居つくケースも増えています。

リスクを考え資産運用を始めることが大切

老後の貧困生活

老後に貧困へと陥ってしまう人は、現役時代にゆとりのある生活をおくることができていたため、老後も大丈夫だろうと油断してしまう傾向にあります。

「もう、食費や生活費を切りつめた生活にも慣れました。働いていた頃は、年収は700万円ほどありましたから、『老後もきっと大丈夫だろう』と思っていたんですが」
(現代ビジネスより引用)

人は一度上げた生活水準を下げることはなかなか難しいもの。老後も充実した生活をおくるためには、現役時代にどれだけ資産形成ができるかにかかっています。

若いうちに家を購入して老後は持ち家、退職金も貰えるから大丈夫。そう思っていても、実際には医療費や学費など大きな出費が必要になり、住宅ローンの返済にも困る事態となりかねません。

いざ定年となったとき、通帳に目を落としてみると老後の資金が貯まっていない、という事態にならないようにリスクを考えた資産運用を現役時代に行っておくことが大切です。

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